確率変数 X が平均 E[X] からどのくらいずれるかを表す値。ずれの二乗の平均。
Var(X)=E[(X−E[X])2]
記号の使い分け
n はデータの件数、xi は i 件目のデータの値、xˉ は標本平均。
| 母集団 | 標本 | 標本(不偏) |
|---|
| 名前 | 母分散 | 標本分散 | 不偏分散 |
| 記号 | σ2 または Var(X) | σ^ |
- 標本分散は母分散を平均的に小さく見積もる。n−1 で割ってそれを補正したものが不偏分散で、理由と証明はそちらを参照
- n が大きければ両者の差は小さい
性質
- 単位は X の単位の二乗(円なら円²)。元の単位に戻したものが標準偏差
- 定数 a・b について Var(aX+b)=。平行移動しても変わらない
例
価格 P が 8,000 円・10,000 円・12,000 円(標本平均 10,000 円)のとき、標本平均からのずれは −2000・0・2000 なので、標本分散は次のとおり。
σ^P2=3
不偏分散なら 3 ではなく 2 で割って sP2=4,000,000。